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ATPマスターズ パリ“柔”の錦織 ベテランのテニスでマナリノを撃破


とんでもまるです!

ATP1000 マスターズ パリ
Kei Nishikori

dfe 7-5 6-4

Adrian Mannarino




錦織圭がパリマスターズ3回戦に進出!
1時間27分でのストレート勝ちでした!
これにより、イズナーはSFに進出しなければファイナルには出られません

イズナーは昨日、ククシュキン相手にファイナルセットまでもつれ込むも辛勝。ただセット間に鼻をかんだり、足を気にしているような様子があったりと調子が悪そうで心配です。あまり元気がなさそうな様子…

ただ元気がなかったのは錦織くんも同じで、ウィーンの疲れが残っているように思えます。
…まぁ日曜日に決勝を戦って、すぐ移動して…ATPのイベントやらインタビューやら仕事もきっとあるでしょうし 疲れが残っているのは当然ですよね。

ただそれでも試合内容は素晴らしいものでした!

第1セット


錦織は序盤から身体の重そうな様子でした。落ち込んでいるような下向きの様子は見られませんでしたが、イマイチ元気が無い。まさしく「疲れています」と言った状態でした。

対するマナリノは…んー 彼の調子の良し悪しが見た目からわかりません(笑)
テニスもいつもやってるあの謎のリズムで進んでいきます。フォアは手打ちですか?みたいな バックバンドのスイングってそんな軌道だったかな みたいな
まぁ綺麗なんだけど華麗ではないというか…。ただ強いんですよね…全てのボールがふんわり返ってきます。

打ちゃいいってもんじゃありません。遅いボールはしっかり足を動かして打たないといけないから難しいんです。ダブルスなんかは特に、あえて遅いボールを使うのが当然の選択になってますよね。

ただマナリノさんのすごいのが、まぁ当然かもなんですが早いボールも実は打ってるという。
オープンコートに打ちこんだボールがなぜか速く見えないのですが150キロを越えてました。

ちなみにそのあと錦織のウィナーボールが147か147キロあたりだと表示されてました。やっぱウィナー150キロ代って結構速いですよね…。

錦織はそんなマナリノさんのテニスにどうもリズムが合わないのかミスを連発…
この日は悔しそうな顔をよく見せていました。なんせボールが少しだけ落ちなくてアウトとか、飛びすぎてアウトとかそんなミスでしたから…。
ただアウトのミスはセーフだと個人的に思っていて、(僕ら一般レベルでもよく言われることだとは思いますが)錦織がネットにかけるミスを連発しているときは、帰ってきてくれるのになかなか時間がかかる印象があります。

それに加えてこの日の錦織は、なんだかボールを追わない。たしかに取れても相手の超チャンスボールになるだろうなというものでしたが、いつもより諦める判断が早かったようにみえました。

この辺りからそこまで調子よくない&疲れてると判断していたのですが……

全て錦織の戦略でした

いや!もちろん疲れているのは本当ですが、その中で自分のできることを探し、実行
強打ではなくドロップショットを使い、相手を走らせる。そしてその柔が剛を活かし、フォアの強打が決まり始める
ボールのスピードではなく、打つタイミングで相手を崩したり、かかんにネットにつめたりと疲れていながらも引き出しの多さでポイントを重ねます

そしてお互いブレイクポイントを1度も握らないまま5-5のマナリノサーブ
ここで今まで使ってこなかった、フォアの速いボールをストレートへ放つ!
マナリノは対応しきれず、初めて錦織にブレイクポイントが来ます。

大事なポイントで、今までやらなかったことをやる。あるいは、今まで入ってこなかったボールが入る。極めつけには、今まで追いつかなかったボールに、追いつく。
僕はこれがギアを上げるの正体の1つだと思っています。よく選手は「ギアを上げた」なんて言いますが、んー 難しい。

僕なりの解釈としては、スピンやパワーなどボールの質を上げることに加えて、上に書いたようなプレーをすることを「ギアを上げた」って言うのかなぁ なーんて考えてます。

身体が重たいながらも、7-5でファーストアップした錦織 ベテランのテニス トップ10のテニスです!

第2セット



グッとギアを上げた錦織がセカンドもそのまま勢いにのるかと思ったら、マナリノがしっかり最初のゲームをキープしました。
わざわざタイトル緑にしてあれなんですが、そこまで特記して書くこともなく…。

とにかく錦織は出来ることをやる、チャンスが来たらギアを上げるという作戦でいたような気がします。
いつものようなコートカバーリングは見られず、ストロークの威力もいつもより少し落ちる。その中で、ネットにでる、ボレーにでる、ストロークのリズムを変える。色々試していたように思えます。

2セット目を6-4で締めて錦織がストレート勝ちを決めるわけですが、7-5 6-4って良いですよね。
なんか本当に要所をしめて勝ったんだなぁってところが好きです。
ちなみにトータルポイントは錦織71ポイント(54%)マナリノ60ポイント(46%です)です。
試合の46%のポイントは取れたけど、ブレイクポイントを握れずストレート負けした。と考えると、凄さが伝わってくると思います。


アンダーソンにリベンジせよ


疲れているとはいえ、錦織が欲しいマスターズの大会ですから、勝利が欲しいに決まっています。
あまり先のことを見るのは選手に失礼ですが、シード的にはアンダーソンを倒した後に待っているのはフェデラーです。

それに同じ相手に2週連続負けるのは、超負けず嫌いの錦織としては絶対に嫌なハズ。
先日のウィーンで錦織は素晴らしいテニスを見せました。まだまだ彼は進化します。全盛期を過ぎたとか、復帰途中とか、そんな言葉は彼には似合わない。
怪我前よりアップデートさえされているのです。今の錦織なら、以前に増してどんなテニスを急にしても驚かない。

特にマナリノを相手に、復帰後あまり見られなかったようなドロップショットが多く見られました。特にバックハンドのドロップショットについては、本当に回数が減ったんじゃないかなと思います。
マナリノとの試合は、マイケルちゃんが付く前の2012年前後の錦織を良い意味で思い出しました。そうそう、こんなにたくさん引き出しのある選手だよね!っていうのを思い出せました。

つまり、とんでもまる的にはこの試合を通してまた錦織はアップデートされたわけです。3回戦でアンダーソンとは本当にタフですが、世界1位を目指す錦織ですから、ここはぜひともリベンジして欲しい!
1つの指標としてはどれだけネットに出られるかでしょう。ここ最近のネットプレーは錦織をよく助けています。


ただ試合時間が……
試合時間がですね…日本時間朝の4時半以降となっていまして…。まぁ進行が早くて朝の3時半にフェデラーとフォイニーニの試合が始まったとして、うーーん…めっちゃ早くて朝5時前に始まる…?

まぁ深夜すぎる…よりかは朝の方がいい…のかな!?


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ティームに圧勝!「凛」とした“嵐”の錦織




Kei Nishikori

def

Dominc Thiem

6-3 6-1



錦織圭 圧勝


第1セット


Twitterのタイムラインがお祭り状態でした。
この試合、立ち上がりから既に錦織の調子は上々
ネットプレーを織り交ぜ、ラブゲームでサービスをキープします。

試合の始まりから、錦織から「凛」とした何かを感じました。引き締まってるというのでしょうか…?とにかく、集中している研ぎ澄まされているような顔つきでした。

復帰してから特に甘くなることが多かった走りながらのフォアハンドも、ティームのコートに鋭角に突き刺さります。相手に攻める隙を与えません。

じっくり打ち合うのでなく、早い展開でティームを動かす。とにかく構えて打たせない。その中で耐えてチャンスを待つ。そういう作戦だったんだと思います。修造さんのいう錦織タフ作戦

しかし…錦織タフが嵐をまとい始めました。
前回のハチャノフ戦にも見られたように、とにかく安定して、速く・深い!

チャンスを待つどころか、その前に決まってしまう。ティームはどうしようもないといった状態でした。彼には自国開催というとんでもないプレッシャーもあります。実際この大会ではQF以上に進んだことはないらしく、この日も動きがめちゃくちゃ固かった。
反撃だ!というポイントで、フレームショットになってしまう。全仏錦織戦であれほど入ったファーストサーブが、良いところで決まらない、返される。

いつしかスコアは5-0になっていました。ティームが1ゲームをキープするもなお5-1で錦織リード。
ここで
錦織劇場開☆幕

ティームのパワフルなショットが決まり始め、錦織はミスが増えてきます。1つブレークバックしてピンチを切り抜けたティームは5-3までカウントを引き戻します。
そう 相手は今季3勝 全仏準優勝 ハードコートでも全米ではナダルを相手にフルセットの大激戦を広げベスト8に進出した化け物です。

錦織の対戦相手がとんでもまるならまだしも、世界7位ですから。これくらいのことをやってきてもおかしくありません。
そしてなんと5-3で迎えた錦織サーブでも0-40と。流れは完全にティーム!
3つのピンチを抱えた錦織がアドサイドからサーブを放ち、なんとそのままネットへ!

ファンの心臓をこれでもかと試す錦織。いやあの展開でリスクを負えますか?相手はメンタル的に余裕を持ってリターンできる、錦織はティームを崩しきるサーブを持っているわけではない、このコートは遅くてボールに追いつきやすい…。

何をどうしてもサービスアンドボレーに出る意味が分かりません。ただの奇襲
に近く、一般プレイヤーであればこんなヤケクソはたいてい事故を起こします。
それでもポイントしたのは錦織圭でした。 ボレーもめちゃくちゃ難しい体勢で打ちましたが、しっかり決める。

ほんと錦織圭は確率うんぬんで考えられない男ですね。めちゃくちゃ感動しました。その後もあれよあれよとポイントしていき、気づけば錦織のアドバンテージでセットポイント!

ここで本日のスーパーバックハンドダウンザラインが登場しまして、ファンは全員泡を吹きました。
いや、あんなん永遠に記憶残るじゃないっすか。
あーいうのやられちゃうと翌日テニスする錦織ファン全員が真似しようとして失敗して落ち込むから。

第1セットは6-3で錦織が先取!

第2セット


ティームは終盤、ものすごい追い上げを見せてきました。やはりあのパワーのあるショットは魅力的です。
どこからでも強打できますから、他のプレイヤーなら「守りのゾーン」になるベースライン2歩後ろでも、ティームなら「攻撃可能ゾーン」に入ります。
それでも錦織がついていく!とにかくつまらないミスがない。フォアハンドで速くストレートに展開するボールもしっかり入る。結局、デュースを迎えたところで2連続のダブルフォルトを犯したティームがブレークを許します。

ティームが要所でミスを出したというのもありましたが、それにしても5-1まで一気に駆け上るとは……。
結局錦織圭がマジで強い、鬼、ヤバイ以外の感想も持てず、いつのまにかセカンドセットも6-1で終了しました。

なんかマジ強かった


要するに錦織がめちゃくちゃ強かったです。
ティームも「錦織が素晴らしすぎた」的なことを言っていましたが、それに尽きます。
錦織の瞬間最大風速が明らかに強くなった証拠です。 今年は復帰の年だと思ったましたが、シーズン終了前にアップデートまで済んでいました

そして何より怪我の情報がない ツアーで戦っている以上どこかに痛みはあるでしようが、初戦のティアフォー戦以外は
ハチャノフ6-2 6-2 ティーム6-3 6-1と合計試合時間が2時間12分で、これはQF ククシュキンvsフクソービッチの3時間18分より短い
相当な省エネです。

これはもう、優勝しちゃってもいいですよね?1シード破ったんだから、今の1シードは錦織のものですし!
時間的に書ききれないので割愛しますが、パリマスターズは3回戦アンダーソンというなかなかタフなドローを引きました。なんとしてウィーンで優勝していただきたい。


最後これだけ、僕は今大会の錦織の好調は「上海のフェデラーがくれたもの」だと思ってます。
あの戦いも勝ち切れれば良かったですが、きっと錦織の中に思うものがあったんじゃないかなーって感じるんですね。それが「凛」とした雰囲気に繋がってるのかな。
漫画の読みすぎですかね(笑)


さぁ次の相手はククシュキン!
ククシュキンといえば、2016年1月にブリスベン、2月にメンフィス、3月にインディアンヴェールで毎月ストレート負けをさせられるという錦織に対してヘイトがたまりまくっている選手ということで記憶しております!

フクソービッチとの試合も素晴らしい試合でした。丁寧なラリーでお手本のようなテニス。
錦織が少し調子を落としても、そこまでピンチにはならないでしょう。…自滅さえしなければ

どれだけ好調でも圧勝でもファンは不安!
今夜もバッチリ安心させてほしい!


それでは!


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ATP500 ウィーン タイブレの鬼!フルセットの鬼!錦織圭vsフランシス・ティアフォー

とんでもまるです!

Kei Nishikori

def 7-6(3) 5-7 6-2

Frances Tiafoe


とりあえず、オンデマンドで観れた感想をアップします!セカンドセットまでですが、すみません!

ファーストセット


お互いもちろんはやめのブレークが欲しかったところでしょう。錦織はしっかりファーストサーブを入れられていたことも手伝って(68%)一度もブレークポイントを握られず全てのサービスをキープしていました。ストロークではそこまでリスクを負わず、1つひとつ確認するようにプレーしていたようにも見えました。途中何度かネットプレーもはさんでいましたね。最後のタイブレークを締めたのもフォアのアングルボレーでした。

錦織はネットプレーも一流のプレイヤーです。主にデビスカップや1月のブリスベンなんかで錦織のダブルスが見られますが、やっぱりタッチが良い。スマッシュは難しいときほどよく決めている印象があります。逆に時間のあるときのほうがミスしているような・・・。来年もマイケル・チャンがコーチを続けてくれながらも、サーブとネットプレーがgoodなコーチを迎えてみてほしいなあなんて思ってます。

ティアフォーは思ったよりじっくり来るなあといった印象でした。え、もう攻めるの?といったポイントもいくつかありはしましたが、サーブよしストロークよしフットワークも上々と、20歳にしていい選手ですね。ツアータイトルも持ってますし。今年こそ調子を落としていますが、同国のジャック・ソックのようなポテンシャルを感じました。あのスピンの聴いて、かつスピードのあるフォアは本当に怖いですね・・・。

ジャック・ソックのようなフォアといえば、錦織君も綿貫陽介のフォアハンドをそう評価していました。楽天オープンでは予選を勝ち抜き、本選でもハーセを相手に勝利をあげた綿貫ですが、今週出場していたチャレンジャーでは初戦敗退となってしまいました。

んーー僕は本当に綿貫がトップ100位にくる実力を持っていると思うのですが、なかなか勝ちが続かず入ってこれないですね。
まあとんでもまるの見立てなんて当てにできないのはもちろんなのですが・・・。来年あたりにはグランドスラムでの活躍がみたいところ!

さて相変わらずすぐ話がそれるわけですが、お互い一度もブレークポイントを握らせないままタイブレークに突入した両者。
錦織はファーストポイントからボールをストレートに打ち続けて攻めようとしましたが、惜しくもネット・・・。
ただ続く2本目、ベースライン上からバックハンドでのダウンザライン! これが気持ちよく決まってミニブレークバック。次のポイントもリターンから深いところへ攻める、自分のサーブでも素早く厳しい逆クロスを打ち込む。さらにはサーブからのアプローチ、ネットプレー。でた、タイブレークの鬼!!4ポイントを連続で奪い4-1とリードします。

しかしここからティアフォーも負けじとナイスサーブ、意地のフォアクロスでキープして4-3と追い上げてきます。ただし錦織も追いつかれまいとサーブをキープ。6-3で迎えたセットポイントでリターンからフォアを叩き入れて、浅く返ってきたボールを拾い、流れるようにネットにつめて最後はアングルドロップボレー。動きが本当になめらかです。すべてのプレーが走りながら、身体を動かしながらのプレーでしたので、相当難しいハズなんですがすんなり決めてきますね。この素早いテンポが錦織圭。
1stセットは7-6(3)で錦織がキープしました。

セカンドセット


ここまでブレークポイントさえなかったティアフォーのサーブに対していきなり錦織がブレーク!
中盤にかけてどんどん身体が動き始め、僕がフェデラー戦で見たかったと言ったフォアに回り込んでのダウンザラインもみれました。
めっちゃ細かいんですが、前へ進む時に一瞬錦織が小さくなって、バネをつかってグッと進み出すときは調子がいいときだと勝手に思ってます。

そして迎えた5-4 サービンフォーザマッチ
鍵はファーストポイントだったような…叩いたボールがほんのわずかにアウト。ちょっとアウト
その後のプレーも悪くなかったように思えますが、ティアフォーがほんとに頑張った。あの怖い展開でしっかり打つ、守る。ドロップショットなんて難しいショットまで選択。こりゃ将来有望ですな…。
強いて言うなら錦織くんのサーブがちょっと甘く入ったようにみえます。ちょっとですよ。
ただそのちょっとが許されないんですよね…プロって怖い…。テニスって怖い………楽しい………

そして5-6で迎えた錦織のサービスゲーム
タイブレに入らんとする鬼をティアフォーが抑えました。ここぞ!というところでリターンエース 、カウンター しっかり決まったのは本当にすごい!必要なときにビッグなプレーができる うーん………すごい!

錦織が5-7で落として、ティアフォーはフルセットの鬼へと戦いを挑みます…!

ファイナルセット


…をまだみれてません!めっちゃワクワクしてみます!
だって勝ってるから!



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錦織圭ノミネート!ATP年間カムバック賞候補4人を紹介!


とんでもまるです!

ATPワールドツアーアワードのカムバック賞に日本の錦織圭が選出されました!

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ATPワールドツアーアワードとは記者や選手からの投票でその年の“1番”を表彰するATPの企画でございます。錦織圭も年間最優秀新人賞を2008年に受賞しています。ちなみに去年の年間最優秀新人賞はシャポバロフです。

現在もATP公式サイトでは誰でもできるファン投票も実施中。こちらは15年連続でロジャー・フェデラーが選ばれているので、多分今年もフェデラーです。

さて、ATPが現在推している選手がこの4人!1人ずつ見ていきましょう。

錦織圭


・Kei Nishikori (錦織圭)

現在28歳の日本のスター選手。2017年8月シンナシティオープンで練習中に右手首の腱を部分断裂する大怪我を負い、以降2017年全ての大会をスキップ。
2018年に全豪をスキップし、24位というランキングなかまら1月のニューポートチャレンジャーで復帰。初戦で238位のデビス・ノブコフに敗退しました。
…いやはやこれは観ていて辛かった…。錦織圭の復帰戦ということで朝から観ていたんですが、これほど慎重にプレーする錦織を初めて観ました。とにかく試合中は怪我が再発しないことを祈りながらも、どこかでプレーの質を求めている自分がいた。今ではあのときの自分に「落ち着け」と一声かけたいところです。

その後ダラスチャレンジャーで復活優勝。ATP250ニューヨークでツアーを復帰しアンダーソンに競り負けるもツアーベスト4、素晴らしいプレーでした。
しかしその後はまさかの体調不良ということで、マスターズ1000のインディアンウェールズに出場できず。マイアミオープンで復活するも3回戦でデルポトロに敗れました。
ここでランキングは39位まで落ちました。もうグランドスラムでシードもつきません。ハードコートシーズンは終わりクレーコートシーズンへ…。
そしてモンテカルロオープン準優勝! 今回はあくまでカムバック賞のお話なのでこの辺の話はなんとか気持ちを抑えますが、とんでもまるは正直泣きました。

その後も全仏ベスト16、ウィンブルドンでは初のベスト8、全米ベスト4と結果を残します。楽天オープンでは準優勝となってしまったものの、日本で最高のプレーを見せてくれました。上海オープンベスト8でのフェデラーとの熱い試合も記憶に新しいです。
怪我の具合からしてもう復帰は無理だとか、錦織は終わっただとか、そんなんばっか言う人たちの鼻をへし折ってくれたのは本当に嬉しいばかりです。
「テニス人生終わったと思った」という瞬間もあったそうで、本当に辛い時間を過ごしたと思います。

ただ僕としては素人な見方ですけど、怪我をした今年の方が、去年よりテニスをしてて楽しそうに見えます。怪我をして良かったなんて口が裂けても書けませんが、笑顔が増えたのは確かなのかなと思ったり。
現在のATPランキングは11位。年初にチャレンジャーで初戦敗退した男がここまで来ました。来年にはトップ10復帰が確実です。 やはり錦織くんがカムバック賞受賞確実でしょう! …あの男がいなければ…

ジェイソン・クブラー


Jashon Kubler(ジェイソン・クブラー)
オーストラリア出身の25歳 2018年10月18日現在の世界ランクは91位
2010年にプロ転向して以来、膝の怪我と付き合いながらもなんとか2014年に136位を記録。しかし2015年から膝の怪我が悪化し、2016年の終わりには1000位まで落ちたそうです。
厳しいキャリアを過ごしながらも2017年には試合に復帰、今年2018年にはグランドスラムにも出られるようになりランキングもキャリアハイ89位を8月に記録。全米オープンでは1回戦で6-3 6-3 6-4のストレートでロベルト・バウディスタ・アグートを倒して2回戦進出。2回戦ではフリッツに敗れました。

彼は強力なフォアハンドから、“右利きのナダル”とも呼ばれるそうです。……“◯◯のナダル”って部活とかサークルとかスクールになんか1人はいるような気がしてなりません…。

彼も本当にタフなキャリアを送っていて素晴らしいカムバックだと思いますが、受賞は難しいのかな…。カムバックについてはあの男もノミネートされているので…。

ジョン・ミルマン


・John Millman (ジョン・ミルマン)

29歳現在でキャリアハイ更新中、最新世界ランキングは33位のミルマン。
ミルマンの場合、なんとサラリーマンからのカムバック! 右肩を負傷し手術を行い、ツアーから離れたミルマンは地元オーストラリアでサラリーマンとして働いていたそうです。
2014年8月には1100位にまで落ち込んでいたミルマン、しかしツアープロの夢を諦めきれず決死の覚悟でカムバック。なんと1年でランキングをトップ100にまで押し込みました。
2016年リオオリンピックでは、錦織圭相手に6-7 4-6で惜しくも敗れましたが、1セットは本当に錦織を追い込んでいました。不安だったのは相手が錦織圭だったこと…。その試合は土壇場でタイブレークに持ち込み取りきった錦織がセカンドもなんとか奪い勝利ということになりました。

しかし2016年末再びの怪我…ランキングを落とすも2017年5月に再びカムバック!カムバックがそう簡単にいくわけもなく、ミルマンは一時期235位までランキングを落としました。
ただ、その後のミルマンの栄光は皆さんご存知なのではないでしょうか。2018年全米オープン4回戦であのロジャー・フェデラーを破り初のグランドスラムベスト8進出。現在のランキング33位というキャリアハイ更新にもつながっています。

いやはや…一時期ラケットを置いた選手ですよ。僕は正直彼にこそカムバック賞をあげたいなと思います。…錦織にとも取って欲しいんですけど。
でもな〜あの男が、 あの男がノミネートされてるんですよね〜。

あの男


・Novak Djokovic(ノバク・ジョコビッチ)

最高世界ランキング1位
グランドスラム優勝14回
ツアー優勝シングルス72勝

もう説明いらないですよね…? 錦織ファンにとっては天敵。何度も何度もにらめつけた男でしょう。
けどお茶目でストイックでみんな大好きノバクジョコビッチ!
2011年にウィンブルドンで優勝し1位になって以来、絶対的な強さを見せてきたジョコビッチ。フェデラー・ナダルに何度か1位を奪われることもありましたが、特に2014年以降はほんとに「誰かジョコビッチを止めてくれ!」 でした。フェデラー、ナダル、マレーにさえ勝ち続け、何度も言いますが幾度となく錦織圭の優勝を拒み続けました。
そんなジョコビッチが2016年に全仏で優勝し、ついにキャリアグランドスラムを達成して以来、絶対王者に暗雲が立ちこみはじめました。ウィンブルドンでは3回戦でクエリーに敗退。リオではデルポトロに敗北して1回戦負け、全米では決勝でワウリンカに、上海でアグートに、パリでチリッチに負けてしまいます。以前のジョコビッチであれば誰にも負けない状態でしたので、ファンはジョコビッチの異変に気がつきはじめました。(それでも錦織にはツアーファイナルで勝ちました。強い)

そして2016年にマレーに1位の座を明け渡すと、2017年の全豪では2回戦でイストミンに敗退。調子が上がらないまま2017年ウィンブルドン、右膝の怪我の悪化を理由にベルディヒ戦を棄権し以降2017年シーズン全ての試合をスキップすることを表明しました。

2018年全豪オープンでツアー復帰。ファンからは「早すぎるのではないか」という心配も声も上がりつつ、4回戦のチョン・ヒョン戦まで勝ち上がりました。 が、チョン・ヒョンがまるでジョコビッチのような試合を繰り広げます。対するジョコビッチは、遠いボールに追いつくたびにうめき声をあげる…。やはり、早すぎたのでしょうか。ジョコビッチはその後、右膝の手術に踏み込みます。
そして3月のインディアン・ウェールズで復帰。「だから早いって!!」 というファンの心配は的中し、日本のダニエル太郎に敗退しました。

ダニエルの大金星としては嬉しかったのですが、なんだか両手放しで喜べず…。その後のクレーコートシーズンでは錦織圭に二度当たり、2連勝。
このときもほんとにほんとに悔しかったのですが、まぁそれは置いといて…。
全仏ではイタリアのチェッキナートに敗れベスト8で終わりました。まだまだ あれ? と思う瞬間がある、ムラのあるジョコビッチ。ランキングは22位まで落ちました。 あのジョコビッチがですよ。

…ただ、この芝シーズンからがすごかった。前哨戦のクイーンズで準優勝を飾ると、ウィンブルドン準々決勝で錦織圭、準決勝でナダルとの激闘を制し、決勝でアンダーソンを下してウィンブルドンを優勝!
勢いとまらずマスターズ シンナシティ大会では決勝でフェデラーを倒し、史上初・9つ全てのマスターズを制覇するゴールデンマスターズを達成! さらにさらに全米で錦織圭、デルポトロを倒し優勝!直近のマスターズ上海オープンでも優勝し、なんとランキングを2位まで戻しました。

最低ランクは22位ですから、1000位まで落ちたミルマンやクブラーのようなランキングの急降下はありません。また、錦織のようにチャレンジャーに出たりせずツアーにずっといましたから、一般的なプレーヤーに比べれば落ちたはないっちゃないんですが…。

カムバックの仕方が派手すぎて…

成績的には圧倒的にジョコビッチなのかなとも思います。当然知名度もNo.1ですから。
ただジョコは全てのグランドスラムなんだかんだしっかり出ましたし、“カムバック”としたら個人的にはミルマンにあげたいな〜〜なーんて思ったりしますけどね。

錦織圭にはもうとんでもまるが、とんでもカムバック賞とかとんでも大好き賞とかいくらでとあげますから。

……いらない…? というか錦織くん、なんかカムバック賞にノミネートされてることさえ知らなさそう〜…。


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おかげさまでキャリアハイ更新中!
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「これを読んだら絶対試合には負けません!」の人、Twitterやってる場合じゃなくて錦織圭のコーチやった方が良い説。



とんでもまるです!

今週は錦織くんが試合に出ていません。ここ2週間楽天→上海と錦織ファンには熱すぎる2週が続いていたため、ちょっと疲労が…。
といっても僕は楽天にも上海にも出てないわけですが(笑)
まぁファンってそういうもんじゃないっすか!

で、今回は箸休め的に一般プレイヤーのテニスの話に落とそうかなと思います。
僕は先月に日記とTwitterを始めて1ヶ月くらい経ちます。おかげさまでTwitterのフォロワーさんは50人を超えました。50人のテニスファンと話せるってすごい話ですよね。まぁ僕、照れ屋なんでほとんどリプ送れないんですけど

僕は今大学院生なんですが、大学ではテニスサークルがあったおかげで毎日のようにテニスができて、テニスの話もできました。けど、みんなが社会人になって僕も大学院に入って、テニスとは疎遠になってしまった。テニスについて熱く語ってくれる仲間がいなくなってしまいました。お金がないのでスクールにも入らず…。

そこで、Twitterと日記でも始めたらインターネット上で盛り上がれるのでは?と考え、これが大成功でした。元々文を書くのが好きなのもあって、始めてみたらブログランキングとかあって、大好きなテニスで1位とってみたいなーなんて思いながら書いてます。
で、びっくりしたのが「試合に勝つメンタル教えます!!」みたいな謎のアカウントの多さ。

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そう それで今日はメンタルのお話。
とんでもまるは心理学専攻の大学院生ですが、スポーツの専門ではありません。
まずツアーを回る上での困難とかグランドスラム決勝戦でのメンタリティとかそういうのは科学的な蓄積が圧倒的に少ないものなので、当事者にしか分からないととんでもまるは思ってます。

まずATPツアーの1位経験者って、オープン化以降だとイリ・ナスターゼさんからアンディ・マレーまで26人しかいないらしいんです。つまり、この26人からしっかり話を聞いていかないと王者がどういうメンタル的な苦しさなんて分からないんですね。

だから一時期何が流行ったかというと、レジェンドコーチの帯同です。
マレーにレンドル、ジョコビッチにベッカー、フェデラーにエドバーグ、チリッチにイバニセビッチ、そして錦織圭にマイケルチャンがつきました。
やっぱりトップ選手にしか分からないことがある…。それは技術的なこともあると思いますが、メンタリティについてが大きかったんじゃないかなって思います。

もちろんレジェンドでなくても、トップ選手に対して十分に良い存在になります。大坂なおみについているサーシャコーチなんかは、本当にカウンセリング的で素晴らしいコーチングをしますね。

また話がそれた。それでですよ!
もうどうせすぐ話がそれるので先に言いたいことを書いておきますね。

テニスにおいてメンタルの強化は1番最後です。(と、とんでもまるは思ってます。)

もうこれはとんでもない極論で申し訳ないんですが、テニス歴1年の一般の方がいらっしゃったとして。で、サッカーで大活躍中で最強のメンタルを持っているけどテニス未経験の選手がいたとして。

試合したら勝つのは確実にテニス歴1年の方だと思いませんか?
つまり最優先は身体的なテニスの技術なわけで。
サーブが入らないなら練習をしましょうと。スピンをかけられるようにフィジカルを強化しましょうと。
そこで、最後にメンタルなんですよ。たとえば、緊張とどう付き合うか、とか。

「緊張しない方法、教えます!!」
とかも嘘ですからね。残念ながら、緊張を発生させなくなる薬も心理療法もありません。ただ、発生した緊張と上手に一緒にいられる方法ならたくさんあります。たくさんある中から、ゆっくり自分に合った方法を選ぶことです。

メンタルは自分のフィジカルと技術を最大限に引き出すために必要な要素です。
心・技・体と言いますが、3つ揃ってこそなんですね。まずはフィジカルと技術、そしてそれを引き出せるのがメンタル。

最後にちょっとした緊張対策をお伝えします。
ルーティンとかももちろんですが、とんでもまるがオススメなのは……

お風呂上がりとかに寝ながらだらーっと身体の力を抜いて、ゆーっくり試合の緊張する瞬間を思い出すこと
です。
緊張の瞬間を緊張した身体で対策するのは無理なので、日常的にリラックスした身体で訓練していくのがおすすめです。
ゆーっくりでいいんですよ。相手のマッチポイントで自分のサーブ…思い出します…思い出しながらリラックス……。そうして、緊張に直面しても身体がゆったりできることを覚えていきましょう。

スピンサーブを1日でマスターできないように、この方法も1日やっただけじゃだめです。継続的にやって訓練していくことがおすすめ。

そして相手のマッチポイントで自分のセカンドサーブになったときに、今までのリラックスを思い出せたら良いじゃないですか。一瞬でも「入れなきゃ…入れなきゃ…」のカチカチ思考から抜け出せると思いませんか?


ちなみに、とんでもまるはこの前相手のブレークポイントで3回ダブルフォルトしました。
こんなこと書いておいて無責任?まぁ、テニスって難しいし、“絶対の”方法があったら僕は今頃フェデラーのコーチですし、このくらいの方が信憑性があったり? なーんて はい サーブの練習してきます…。


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とんでもまる

Author:とんでもまる
とんでもなくテニスが大好きな大学院生のとんでもまるです。
ATP・WTA(ITF)のお話、ラケットのギアのお話、とんでもなく弱い自分のテニスのお話などなど 気ままに更新していきまする。

コメントは100パーセントお返しします。みんなでテニスを楽しみたいのです。

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