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西岡良仁 ツアー初優勝までを振り返るATP250 深センオープン 

Yoshihito Nishioka
def
Pierrer-Hugues Herbert
7-5 2-6 6-4

🎉西岡良仁 ATPツアー初優勝!!!!🎉
とんでもねえことですよこれは!
日本男子5人目 現役に4人 いや、そういう歴史とか、記録の話じゃない

1度怪我で離脱して手術までした選手が、復帰した年でATPツアー優勝!
171位の選手がATPツアーで優勝するなんて、とんでもないことですよ。

ここまで、西岡自身も言ってましたが…長かった…。相当辛い思いをしていたことでしょう…
西岡は今年1月に復帰しましたが、その時には166位での復帰でした。



あれ?意外と高いんじゃない?そう思われる方もいるかもしれません。


実は西岡のランキングを支えていたのは、2017年の3月 ナダルに敗れるもベスト8に入ったATP500アカプルコとマスターズ1000 インディアンウェールズでカルロビッチ・ベルディヒなどの強豪を倒しベスト16位に入ったポイントでした。


しかし全豪こそコールシュライバーを破り2回戦に進出したものの、3月のマスターズ1000のインディアンウェールズでは1回戦で敗退、マイアミオープンでは2回戦で敗退と、去年のような成績を収めることはできませんでした。

もちろん、2年連続マスターズで高い成績を収めることは相当な困難です。BIG4のせいで感覚が狂ってしまっていますが…

西岡陣営にとっては想定していた範囲であったとは思いますが、やはりランキングが落ちるというのは相当なショックがあったと思います。

ポイントをディフェンドできず西岡のランクは今年の4月に380位まで落ちました。これは、下部大会のチャレンジャーでさえ予選から入るようなこともあるランキングです。


ただし、西岡には9枚の切り札がありました。それはプロテクトランキング。
怪我で半年以上離脱した西岡には9大会分、66位として大会にエントリーすることができました。これなら全てのGSにエントリーすることができますし、ATPツアーやマスターズの予選にもチャレンジできます。

これを使えば大きな大会でポイントを稼いでいき、ランキングを上げることができるのです。


しかし運がなかった。
西岡は今年のGS全ての初戦の相手がシード選手でした。
全豪のコールシュライバーにこそ競り勝ちましたが、全仏ではベルダスコに大雪山の末敗北。

ウィンブルドンでは前年準優勝勝のチリッチ、全米にいたってはロジャー・フェデラー。


もちろん西岡陣営だって一発の爆発に全てを期待していたわけではないでしょうが、苦しいドローが続きました。

西岡自身も「自分のランクはもっと上だと思う」と言っていました。そのくらい今年の西岡はうまくポイントをつめなかった。


切り札であるプロテクトランキングのカードは全米時点で全て使い切りました。


そのため西岡は約170位というランクでツアーを回るしかなくなったのです。

怪我でポイントをほぼ失ったデルポトロマレワウリンカといった超BIGネームなら、マスターズやグランドスラムでワイルドカード・主催者推薦で出場できます。

ただしそれは本当に一部の選手のお話。怪我でランキングを下げた選手が戻ってくるのは本当に大変なことなんです。


そんな中挑んだ、ATP250深センオープン。
この大会も西岡は予選からの出場でした。
意地で本戦に這い上がった西岡は、1回戦 デニス・クドラ6-1 6-3のストレートで勝利すると、2回戦でシャロバロフを相手にマッチポイントを握られながらも勝利!
これにはとんでもまるも大興奮、即 日記をつけました(笑)

その後3回戦でノーリーを倒して久々のツアーベスト4!
ここで待っていたのがベルダスコ

全仏での借りを返すときがきました。でも正直、言って僕はこう考えてました。西岡は予選からのチャレンジだし、相手はベルダスコ…勝つのは厳しいんじゃないか…
画面の前でスコアなり映像なりを観てるだけの僕がなんでこんな弱気になってるのかはわかりませんが(笑) 


実際戦いは厳しいものになりました。第1セットは1-6 ベルダスコの強打が厳しい!
それでも西岡はとにかく足を使う、拾う、返す!プロなら90パーセント以上決められるようなチャンスボールになってでも、とりあえず一球返す。


余計な一球




これが西岡の最大の魅力だと僕は思ってます。
なんとか粘り切った西岡が7-5で2セット目を取り返す…そしてファイナルセット サーブ力では圧倒的に勝るベルダスコになんとか追いついてタイブレークに持ち込みます。

そして!タイブレーク7-6(5)を制し、見事!ツアーの決勝進出!!
決勝では同じくシングルスツアー初優勝を狙うエルベールが待っていました。
エルベールといえば、同じフランスのマユと組んで全豪以外の全てのダブルスで準優勝があり(全豪も準優勝があります)、ダブルスランキングは最高2位、シングルスランキングは最高で63位の素晴らしい選手。


今までの余計な一球をボレーの名手、エルベールはネットにつめてしっかり決めてくることが予想されました。


実際、試合でもエルベールはネットプレーを多用します。サーブもすごい、ストロークも一級品 タイミングも早い エルベール めっちゃ強い…
そんな選手を相手に、西岡は7-5 2-6 6-4のフルセットで勝ちきりました。


何が凄かったか?エルベールのアプローチに対して、西岡がパッシングショット(ネットに詰めてきた選手をストローグで抜く)でエルベールをガンガン抜いていった!

もはや余計な一球でもなんでもありません。相手がまだネットで準備をしきれてない状態のときに、西岡がもうボールを打っていた。


西岡が速かった!


堂々のツアー優勝です。予選から7試合 誰も文句をつけないでしょう。

これで西岡のランキングはトップ100位に返り咲くことが決まりました。

来年の全豪は本戦にストレートインできます。

Twitterでは「復帰後多分すぐ優勝します」なんて書いていた西岡。大言壮語なんかじゃなかった。たしかな実力で有言実行した。


今週の楽天オープンでは、一回戦でキリオスと対戦します。めちゃくちゃ疲れてると思いますが日本でのプレーを楽しんで欲しいですね。

2014錦織のように、初戦は水曜日になるんじゃないかな?と思ってます。
火曜日のチケットしか持っていないとんでもまる。誰か僕に、観戦用のワイルドカードをだして!!
* ありません

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Author:とんでもまる
とんでもなくテニスが大好きな大学院生のとんでもまるです。
ATP・WTA(ITF)のお話、ラケットのギアのお話、とんでもなく弱い自分のテニスのお話などなど 気ままに更新していきまする。

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