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ティームに圧勝!「凛」とした“嵐”の錦織




Kei Nishikori

def

Dominc Thiem

6-3 6-1



錦織圭 圧勝


第1セット


Twitterのタイムラインがお祭り状態でした。
この試合、立ち上がりから既に錦織の調子は上々
ネットプレーを織り交ぜ、ラブゲームでサービスをキープします。

試合の始まりから、錦織から「凛」とした何かを感じました。引き締まってるというのでしょうか…?とにかく、集中している研ぎ澄まされているような顔つきでした。

復帰してから特に甘くなることが多かった走りながらのフォアハンドも、ティームのコートに鋭角に突き刺さります。相手に攻める隙を与えません。

じっくり打ち合うのでなく、早い展開でティームを動かす。とにかく構えて打たせない。その中で耐えてチャンスを待つ。そういう作戦だったんだと思います。修造さんのいう錦織タフ作戦

しかし…錦織タフが嵐をまとい始めました。
前回のハチャノフ戦にも見られたように、とにかく安定して、速く・深い!

チャンスを待つどころか、その前に決まってしまう。ティームはどうしようもないといった状態でした。彼には自国開催というとんでもないプレッシャーもあります。実際この大会ではQF以上に進んだことはないらしく、この日も動きがめちゃくちゃ固かった。
反撃だ!というポイントで、フレームショットになってしまう。全仏錦織戦であれほど入ったファーストサーブが、良いところで決まらない、返される。

いつしかスコアは5-0になっていました。ティームが1ゲームをキープするもなお5-1で錦織リード。
ここで
錦織劇場開☆幕

ティームのパワフルなショットが決まり始め、錦織はミスが増えてきます。1つブレークバックしてピンチを切り抜けたティームは5-3までカウントを引き戻します。
そう 相手は今季3勝 全仏準優勝 ハードコートでも全米ではナダルを相手にフルセットの大激戦を広げベスト8に進出した化け物です。

錦織の対戦相手がとんでもまるならまだしも、世界7位ですから。これくらいのことをやってきてもおかしくありません。
そしてなんと5-3で迎えた錦織サーブでも0-40と。流れは完全にティーム!
3つのピンチを抱えた錦織がアドサイドからサーブを放ち、なんとそのままネットへ!

ファンの心臓をこれでもかと試す錦織。いやあの展開でリスクを負えますか?相手はメンタル的に余裕を持ってリターンできる、錦織はティームを崩しきるサーブを持っているわけではない、このコートは遅くてボールに追いつきやすい…。

何をどうしてもサービスアンドボレーに出る意味が分かりません。ただの奇襲
に近く、一般プレイヤーであればこんなヤケクソはたいてい事故を起こします。
それでもポイントしたのは錦織圭でした。 ボレーもめちゃくちゃ難しい体勢で打ちましたが、しっかり決める。

ほんと錦織圭は確率うんぬんで考えられない男ですね。めちゃくちゃ感動しました。その後もあれよあれよとポイントしていき、気づけば錦織のアドバンテージでセットポイント!

ここで本日のスーパーバックハンドダウンザラインが登場しまして、ファンは全員泡を吹きました。
いや、あんなん永遠に記憶残るじゃないっすか。
あーいうのやられちゃうと翌日テニスする錦織ファン全員が真似しようとして失敗して落ち込むから。

第1セットは6-3で錦織が先取!

第2セット


ティームは終盤、ものすごい追い上げを見せてきました。やはりあのパワーのあるショットは魅力的です。
どこからでも強打できますから、他のプレイヤーなら「守りのゾーン」になるベースライン2歩後ろでも、ティームなら「攻撃可能ゾーン」に入ります。
それでも錦織がついていく!とにかくつまらないミスがない。フォアハンドで速くストレートに展開するボールもしっかり入る。結局、デュースを迎えたところで2連続のダブルフォルトを犯したティームがブレークを許します。

ティームが要所でミスを出したというのもありましたが、それにしても5-1まで一気に駆け上るとは……。
結局錦織圭がマジで強い、鬼、ヤバイ以外の感想も持てず、いつのまにかセカンドセットも6-1で終了しました。

なんかマジ強かった


要するに錦織がめちゃくちゃ強かったです。
ティームも「錦織が素晴らしすぎた」的なことを言っていましたが、それに尽きます。
錦織の瞬間最大風速が明らかに強くなった証拠です。 今年は復帰の年だと思ったましたが、シーズン終了前にアップデートまで済んでいました

そして何より怪我の情報がない ツアーで戦っている以上どこかに痛みはあるでしようが、初戦のティアフォー戦以外は
ハチャノフ6-2 6-2 ティーム6-3 6-1と合計試合時間が2時間12分で、これはQF ククシュキンvsフクソービッチの3時間18分より短い
相当な省エネです。

これはもう、優勝しちゃってもいいですよね?1シード破ったんだから、今の1シードは錦織のものですし!
時間的に書ききれないので割愛しますが、パリマスターズは3回戦アンダーソンというなかなかタフなドローを引きました。なんとしてウィーンで優勝していただきたい。


最後これだけ、僕は今大会の錦織の好調は「上海のフェデラーがくれたもの」だと思ってます。
あの戦いも勝ち切れれば良かったですが、きっと錦織の中に思うものがあったんじゃないかなーって感じるんですね。それが「凛」とした雰囲気に繋がってるのかな。
漫画の読みすぎですかね(笑)


さぁ次の相手はククシュキン!
ククシュキンといえば、2016年1月にブリスベン、2月にメンフィス、3月にインディアンヴェールで毎月ストレート負けをさせられるという錦織に対してヘイトがたまりまくっている選手ということで記憶しております!

フクソービッチとの試合も素晴らしい試合でした。丁寧なラリーでお手本のようなテニス。
錦織が少し調子を落としても、そこまでピンチにはならないでしょう。…自滅さえしなければ

どれだけ好調でも圧勝でもファンは不安!
今夜もバッチリ安心させてほしい!


それでは!


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とんでもまる

Author:とんでもまる
とんでもなくテニスが大好きな大学院生のとんでもまるです。
ATP・WTA(ITF)のお話、ラケットのギアのお話、とんでもなく弱い自分のテニスのお話などなど 気ままに更新していきまする。

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