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ぼくとデルポトロ


とんでもまるです。

悲しいお知らせがありました。
デルポトロが上海オープン3回戦で転倒し、右の膝を負傷して棄権しました。その後検査を受けたところ、右膝蓋骨(しつがいこつ)の骨折であったことがわかったそうです。

僕はフィジカル系の分野は全く専門ではないので、調べてきたことしかわかりませんが、今期はほぼ絶望的との見方がほとんどでした。
デルポトロは「回復のことはほとんど考えられない」と語っているようで、相当落ち込んでるみたいですね……。

ファン・マルティン・デルポトロ


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2009年に20歳11ヶ月で全米オープンを優勝
その後2010年には手首の怪我でほぼ試合には出られず…手術を乗り越えて2011年に復帰、2014年まではツアーを回ることができました。

この辺りですね、トップ10に入らんとする錦織圭をことごとく倒し続けてきたのを憎たらしい感情と共に覚えています(笑)
特に2012年のウィンブルドン3回戦でデルポトロに負けてからのロンドンオリンピック(会場はウィンブルドン)準々決勝でまたデルポトロにあたって負けてしまったのをほんとに忘れません。

あのときはマジどうすればこの男に勝てんねん勝った奴はどうしてんねん!!ってテレビの前でキレてました。
ちなみにそのウィンブルドンでデルポトロは4回戦フェレールにあたって敗退。フェレール先輩が華麗に攻撃をかわしてチャンスを掴みポイントを獲得していく様を見て口が開きっぱなしでした。

ロンドンオリンピックではフェデラーにファイナル17-19で敗退…も3位決定戦で同時すでに最強格であったジョコビッチを倒し銅メダルを獲得しました。
ちなみにちなみにそのときのフェデラーは前月のウィンブルドンでマレーに勝って優勝!で、今度はロンドンオリンピックでマレーがフェデラーに勝ってマレーが金メダル!
2012は全豪ジョコ全仏ナダル全英フェデラー全米マレーという熱い年でした。

BIG4以外ならほぼ負けないんじゃないかというレベルのフェレールに、爆発力のあるツォンガ なんかずっとアグレシッブで強いベルディヒ そしてもう一度グランドスラム優勝を夢見るデルポトロ
トップ10を目指して全力全開の22歳錦織圭…
思い出すだけで涙出てきそうなくらい懐かしいですねって感じなんですが…!
思い出補正もありますが、僕は2012年のATPテニス界がなんだかほんとに好きなんです。


ぼくとデルポトロ


話がそれかけました、デルポトロの話
僕が生でデルポトロを観たのは2013年楽天JAPANOPEN!
いやマジ、僕が感動した話お願いなんで聞いてください(笑)

その試合は第4試合だったんですが、1つ前の第3試合で錦織くんが負けちゃったんですよ。スペインのアルマグロに…。
で、意気消沈してたところに
第4試合・デルポトロvsドルゴポロフ

もうこの時点で楽しそうな感じしません?(笑)
松岡修造と「圭は負けたけど、デルポトロが観れるなんてとんでもないことだぞ!」と会場に声をかけててめっちゃワクワクしてました。
で、両者入場 デルポトロ めっちゃでけえー!

そして試合開始!試合はなんと、いきなり5ポイントウィナーでポイントしてファーストゲームをブレークしました!ドルゴポロフが!

いやお前が暴れるんかーい!っていう空気になってました。もうみんなデルポトロのハードヒットにワクワクしてたらドルゴポロフがめっちゃくちゃな高速テニスをするっていう。
ドルゴポロフも…いま200位くらいですけどなんとかまた這い上がってあのテニス見せて欲しいですね…
もうドルゴポロフのスライスで会場がざわざわ ドルゴポロフすげーってなってたところ 1stセットの終盤あたりだったように覚えてますが
デルポトロが「いい加減にしろ!」と言わんばかりのフォアのランニング爆速カウンターショットがクロスに突き刺さりました。

スーパープレーが決まった瞬間なのに、会場はほんの一瞬「しん…」として、僕も何が起こったのかわからないくらいのスピードでした。
何度もテレビで見てきたデルポトロのスーパープレーは生で観るとウルトラプレーに一段レベルアップしたように思えて、「すげええええ!」ですよ。フォアハンドにあそこまで語彙力を失うこともそうなんじゃないかなって思います。

デルポトロvsドルゴポロフなんてもうあんな良い試合生で観たことあんだ自分…っていう最強の思い出です。
結局その大会はデルポトロがラオニッチを下して優勝しました。めちゃくちゃな距離飛行機乗ってきたかいがあったねって思ったような気がします。

ちなみに2013年の楽天の試合もWOWOWオンデマンドにはいってましたので!ぜひ!観てください!
完全とんでもまるの主観なので、「おいクロスのカウンターそんなはやくねえぞ!」とか、「全然会場しんとしてねえじゃねえか!」とか色々あるのかもしれませんがいいんです

なぜならとんでもまるがそんな風に感じて勝手に浸ってるだけだから いいんです!(笑)は〜マジ…タイムスリップしてまたあの会場で生で観たい……

二度目の長期離脱



そんなデルポトロですが、2014年と2015年に手首を二度手術することになってしまいました。
そのためこの2年はほとんど大会に出られず。
左手首の状態はひどく、一時期冗談かほんとかシングルバックハンドも試したそうです。

もうこの時期は、正直デルポトロは無理だと思ってました。復帰しようとしても、できない。しかも手術…

輝きを増した、復活


そんなデルポトロが2016年に復活しました。
ゆっくりゆっくり。 シードを倒しては、次で負けてしまう。勝ちがなかなか続かない。
1試合の強さはあってもそれを続けられない。怪我か、プレーの衰えか。
すごい寂しかった。あれだけ強かったデルポトロが、なかなか勝てない…。

そしてあのときを迎えます。
2016年 リオオリンピック一回戦

ノバク・ジョコビッチvsファン・マルティン・デルポトロ

一番やっちゃいけないカードでした。セルビアに金メダルを持ち帰ろうとするジョコビッチの初戦で、前回のオリンピックで負けてしまったデルポトロが相手。
もしかしたら、もしかしたらあるんじゃないか。試合前からファンもそんな空気で。
結果は7-6 7-6で、デルポトロが勝利。ゲームセット後の2人の抱擁は忘れられません。ジョコビッチは泣いていました。
デルポトロは優しい男ですから、その涙の意味が分からないはずがない。いや、テニスプレイヤーなら誰だってわかるし、知っている涙なのかもしれません。
ジョコビッチの思いを受け取ったか、デルポトロは決勝に進出。マレーに敗れるも銀メダルを獲得しました。4年前より少し、だけどもっと輝く色のメダルを下げるデルポトロを観て…
この辺りから、あぁ、デルポトロが帰ってきたなと思い始めました。 良かった すげぇな あそこから帰ってこれるんだ しみじみしました。

カモン!デルポトロ!


その後も2016年、2017年は苦労しながらもグランドスラムでも結果をだし、デビスカップも優勝し…
2018年1月にようやく世界ランキングをトップ10に戻しました。
そして全仏ベスト4 全米では決勝に進出して、優勝とはなりませんでしたがついにキャリアハイを3位に更新。

そして、2018年10月 上海オープン
優勝すればキャリアハイの2位もありえました。
しかし、結果はここで右膝蓋骨を骨折し残りのシーズンは絶望的と言った見通しに。

「リハビリなんて考えられない」というくらい落ち込んでいるデルポトロ
そりゃそうでしょう 怪我から復帰して、やっと戻して、キャリアハイを更新して、こっから こっから!っていうときの怪我

受け入れがたいにきまってます。
もう一度這い上がってきてくれ!なんて軽く言えないくらい、その悲しみと悔しさは想像を絶するものだと思います。
「もう、僕は十分耐えた。素晴らしい成績を残した」
そう思ってラケットを置いてしまっても、僕は責められません。

ただ、僕はデルポトロが絶対読めない言語で今書いてますし、翻訳される影響力は皆無ですから

デルポトロ、なんとか今回も頑張って復帰してきてくれ!
思ったより怪我軽くてラッキーだった なんだ心配して損した そんなんで良いから帰ってきてくれ…!
そしてまた僕に試合を見せて欲しい。あわよくば、僕のとこにボールとか打ち込んで欲しい。
毎回、どの選手も僕のとこに打ってくれないから。よろしくデルポ 頑張れデルポ!世界ランク1位も、グランドスラム2勝目もきっと叶う

僕の膝で良ければ、交換してあげたい。ポッキーみたいな膝だけど。

けろっとファイナルで復帰してくれたりしないかな。
まとまりませんが、これでおしまいです。
カモン デルポトロ…!


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無敵・ジョコビッチの“生活の意味”


とんでもまるです!

ジョコビッチが上海マスターズを制覇

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上海マスターズは、ジョコビッチがチョリッチを6-3 6-4で下して優勝を飾りました。
これでジョコビッチは全米から数えて18連勝になるそうです。

BIG4のせいでだいぶ感覚が麻痺していますが、グランドスラム→マスターズの連覇ってとんでもない話ですよね…。
しかも年初に手術をして、早期敗退を繰り返した選手ですよ。

2011年に1位になって以来、ナダル・フェデラー・マレーに王座を奪われたこともありましたが、それでも絶対的な強さを発揮してきたジョコビッチ。

正直とんでもまるとしては、またジョコビッチか…良い加減にしてくれ…と思っていたこともありました。だって僕の大好きなフェデラーとか錦織の優勝をことごとく阻むから!(笑)

ジョコビッチの神経質さに見習う


なんて悪態をつきつつも、彼のプレーも人間性も大好きなので、例のジョコビッチのグルテンフリーの本も何度も読み返しました。
そこで分かったのは異常なまでのストイックさ

ジョコビッチがグルテンと乳糖の不耐性を持っていることはもう有名な話ですね。2010年の全豪ツォンガ戦などの様子を見た医師から伝えられて発覚したようです。
そこからジョコビッチは徹底的な食事の管理を始めとした、生活の管理を行います。

本を読んでとにかく驚いたのは、彼の生活の1つ1つ全てが試合の勝利のために、いやたった1ポイントを相手から奪うためにプログラムされてたことです。
フェデラーは意外と食生活は良い意味で適当に、ほどよくやっているそうですけどね。それでも管理は徹底しているでしょうが、ジョコビッチはそこからさらに1枚2枚上をいっているように思えます。


僕も甲殻類系(エビ、カニ、タコ、イカ、貝)のアレルギーを持っています。アレルギーなので誤食すれば最悪死にます。
そのため、飲み会のコースで出てきた揚げ物や、鍋の肉団子的なものなど、何が含まれているかわからないものは確認してからでないと手を出しません。 そこそこ神経質です、まだ死にたくないので…(笑)

まぁでも甲殻類なんて避けて通ればいくらでも避けられるんです。けどジョコビッチの場合は、グルテンと乳糖に不耐性があるそうですから、これらは避けて通れません。

アレルギー当事者の僕が一番怖いのはどこに潜んでいるのかわからないことです。グルテンなんて日本のスーパーで売ってるうどん、パスタ・シチューやカレーのルゥにまで入ってますからね。
相当神経質にならないと避けられません。

だこらこそジョコビッチは勝つために、全てを自分で管理する決断を下したのだと思います。専門家に任せることはもちろん多くあるでしょうが、料理なんかは基本自分で作るそうですよ。
取る食事の質…栄養、温度、量、タイミング…全てに意味があります。自分の仕事でベストなパフォーマンスを出すためにそこまでできる人間がこの世に何人いる…?

もっと具体的なことを、ぜひとも彼の本を読んで知ってほしいのですが、とにかく24時間全ての時間が勝利のために繋がっているのです。
それが生涯グランドスラム・ゴールデンマスターズ・世界ランク1位を成し遂げた人間の生活…。

まぁ僕が同じように生活したからといって、来年の全米が取れるわけではもちろんないんですけど(笑)それでもジョコビッチと目指すものや環境は違えど、見習うところは多くありますね。

僕は来週ツアーファイナルに向けて大きな試合を戦う必要はありませんが、明日明後日と日中でベストなパフォーマンスを出して社会で生き抜く必要があるので、ストイックに頑張りたいと思います(笑)

無敵


ジョコビッチは、ほぼ完全復活したと言っていいと思います。
なんせ数年前まで、マジのマジでほんとのほんとに無敵だったわけなので完全復活の期待値が爆上がりしてますから、一応 ほぼ ということで…(笑)

錦織くんにとっては嫌な相手が復活してしまいました。彼が少し上の年齢にいるのは全てのプレイヤーにとっては、バッドラックなのかもしれません。けどマレーの「彼らがいなければ、ここまで強くなれただろうか?」という名言にもある通り、ツアーのレベルはまだまだ上がって、もっともっとファンは楽しめるようになると思うのです。

誰が最強・ジョコビッチを倒すのか。彼に天敵が現れるのか。
もしかしたら彗星のように急に若手が現れて、あっさりグランドスラムを取ってしまうかもしれません。30を越えて初めてグランドスラムを取るような選手が現れるかもしれません。
あるいは、ジョコビッチが年間グランドスラムを達成するかもしれない。

いずれにせよワクワクします。残す大きな大会といえば、パリマスターズとツアーファイナル。
ツアーファイナルについてはデルポトロが膝の骨折をして欠場の見込みがあるという、悲しいお知らせがありました。
これにより9位以下の選手にもチャンスがあることになりました。両手をあげて喜べることではありませんが、ツアーファイナルの切符争いも楽しみですね。


さて!今週はATP250の大会が3大会同時進行!
Twitterのとんでもまるのおすすめ試合がめちゃくちゃ渋くなると思いますが、皆さん投票よろしくお願いしまーす!

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↑僕にとってのグランドスラム

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フェデラーの敗退に、浸る。

ATPマスターズ1000上海オープン準決勝


【13】Borna Coric

def 6-4 6-4

【1】Roger Federer



ロジャー・フェデラーが敗れました。チョリッチは初のATPマスターズ決勝進出です。
この場で浸らせてください。
…勝ってよ…フェデラー……

準々決勝であれだけのプレーをして、我らが錦織圭に勝ったわけですから、こうなったらもう優勝して欲しかった……。
Twitterにも書きましたが、これがテニスの難しいところですね。テニスはどこかで2ポイント連続でポイントを取って差をつけなければゲームを取れません。また、2ゲーム連取しなければセットを取れません(タイブレはあるけど)

その瞬間!の最大瞬間風速じゃだめなんですね。500キロのサーブがあっても、2本に1本ダブルフォルトでは永遠に勝つことはできないのです(極論で語ったらなんでもありですが…)。

いやほんとトーナメントって難しいですよね…
でもフェデラーなんですよ。プレイスタイル:ダブルフォルトのとんでもまるとは訳が違う。

もやもやの理由は2つあって、
1つは上の、錦織くんに勝ったなら勝って欲しかったなぁ…っていうのと
もうひとつフェデラーがBIG4以外にこんな簡単に負けちゃうか…っていう、寂しさ?悲しさ?

いや、もちろんチョリッチは素晴らしいプレーをしていました。
17歳で早くも頭角を現して、マレーにもナダルにも2勝した。今回の勝利を入れれば、フェデラーにも2勝2敗
なんとBIG4にはジョコビッチにしか負け越してません、彼には0-2で負け越し

ただいまいち大きな爆発!っていうのが今年までなかったんですね。今年はマスターズ・インディアンウェールズでベスト4 ハレでフェデラーを倒して500優勝、そして今回の上海決勝進出などまさしくキャリアハイですが、17歳で出てきてから後もう一歩、二歩!ともどかしい結果になってました。

テニス界はマイケルチャンやラファエルナダルといった10代で跳ねるスターをここ長らく経験できていません。もちろん今もシャポバロフやアリアシムなど素晴らしい10代選手もいますが、いかんせん僕らは10代でのグランドスラム優勝を見せられたことがあるので、どうしても物足りなく感じてしまう…。


だから今回のチョリッチのマスターズ決勝進出をどう見るかは本当に人によって異なると思います。若い選手が良い成績を収めるのはテニス界にとって良いことのはず。

ただ ただ!やっぱりロジャー・フェデラーには無敵であって欲しいのですな…

この試合、フェデラーはたしかにフットワークが重く見えたました。錦織戦に比べるとだいぶ動き出しが遅く見えました。
そしてチョリッチの1stサーブが良かった。けど、フェデラーなら!今までいくらでも、どうにでもしてきたじゃない!

……なーんて、あーフェデラーももう厳しいか~って気分に遅くとも2013年くらいから浸ってますから もう慣れっこなんですけど(笑)

なんだかんだ彼は今年の全豪で優勝してますからね 世界ランクも現時点で2位ですし 2位で終わったって言われる選手ってほんと彼しか今後もでないと思うのです。


これがプロテニス。いっっつもおんなじようなことばっか言ってますが、勝手も負けてもこんなに心を動かしてくれる、浸らせてくれる選手たちに本当に感謝です。


それでは


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打倒ティーム! エブデンが下した1つの“決断”


Matthew Ebden

def 6-4 6-7(8) 7-6(4)

Dominic Thiem




第6シードのティームが姿を消しました。相手はオーストラリアのベテラン30歳のマシュー・エブデン
日本のチャレンジャーによく出場してくれてたので、なにかと日本にとっては馴染み深い選手ですね。
先週の楽天JAPANOPENでは、第2シードのケビン・アンダーソンをあと一歩のところまで追い詰めました。
エブデンはその試合、体調不良で棄権しようとしていたそうですが、なんと対戦相手のアンダーソンが「体調が良くなるかもしれないから、水曜日まで待ってもいい」とのこと。
この過酷なツアーの世界の中で、相手のことを思えるアンダーソンは本当に尊敬できる選手ですね…。

この話はエブデン自身がTwitterで教えてくれた話です。相手を気遣えるアンダーソンも素晴らしいですし、相手に感謝を伝えられるエブデンも素晴らしい!


さぁ、とんでもまるもイチオシ試合として選んでいたこの一戦


初の試みだったので、まだ投票中なのはご愛嬌…。




エブデンの“決断”


相手は現在世界7位のティーム
エブデンも今年はキャリアの中でもいま本当にいいテニスができています

とはいえ…ランキング上位 ましてトップ10に勝つのは簡単な方ではありません。
エブデンは普段通りプレーしていたのでは、勝てる見込みは低い。この試合では、ティーム対策として何かにトライしなきゃいけない!

そしてエブデンが選択したのがとにかくネットにつめていくこと!
今年の上海オープンのコートはとにかく球足が速いと言われています。つまり、ボールが着地しバウンドしても球の勢いが死なない。

そういう意味では、コートの少し後ろでスピンをかけて強打するのが得意なティームとしてはあまり好きではないコートなのだと思います。
本人はクレーコーターではないと自負しているそうですが、クレーで最も実績が出ているのも事実。
遅く、ボールが跳ねるコートの方がプレーしやすいようです。

そんなティームを相手に、エブデンはしっかりラリーでついていきました。エブデンはティームのパワーに押されながらも、なんとかティームを動かす。足を使わせていました。

その中でエブデンはとにかくネットに詰める!ここはウィンブルドンか!?というくらいネットに詰めてました。
オールラウンドにプレーできるエブデンとはいえ、ここまでネットに詰めることはそうないはず。
これぞ打倒ティームに向かってのエブデンの勇気ある選択だったんですね。

どこからでも強打ができるティームに対してネットプレーを選択するのは本当に勇気が必要だったはず。
ランキング上、格上の選手を倒すために自分のプレーを変えていく。プロといえどなかなかできることではありません。
実際セカンドセットのタイブレークではティームのスーパーパッシングショットもでて、タイブレークを落としました。
そしてファイナルセット6-5サービンフォーザマッチを迎えたエブデンは、ネットにつめてプレーするもそこでブレークを許しました。
このようなリスクのあるプレーというのは重々承知…!
それでも試合を通してこのプレーを続けたエブデンを称えるべきでしょう!
おめでとうエブデン!次の試合も頑張って!
ティームはまた次の大会でね!


トップシードが破れると、やれ格下に情けないだ不調だった 色々書かれますが…その中に事実が確かにいくつもあるとして、ネットの向こうにいる選手が、こういう風に素晴らしいプレーをしたのも忘れちゃいけませんね。

今日は錦織くんの初戦も!


さぁ!今日は錦織くんの上海オープン初戦!
相手は地元中国のウー・イービン!ワイルドカードで出場の選手で世界ランクは415位の18歳
全米jrも制していますから、向こうでは超期待の若手ということで…アウェーの中、錦織くんがどう戦うか
いいプレーを見せてほしいですね!
それではこのへんで!


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13%バージョンアップ錦織圭!? あのガスケを倒して楽天オープン決勝進出!


とんでもまるです!

Kei Nishikori

def 7-6(2) 6-1

Richard Gasquet


錦織圭!楽天JAPANOPEN決勝進出!!!

やりました!!!!

ハードコートでは全敗していたガスケを相手に堂々のストレート勝ちでした。
年齢差もありますから過去の成績はそこまで参考にはならないと思ってましたが、当然2人に意識の差でのアドバンテージはあったと思います。


過去の対戦はどうだったのか?


2016 全仏 クレーR16
Richard Gasquet 64 62 46 62

2016 マスターズ1000 ローマ クレー R16
Kei Nishikori 61 64

2016 マスターズ1000 マドリード クレーR16
Kei Nishikori 64 75

2015 マスターズ1000 パリ ハード
Richard Gasquet 76(3) 41 RET(途中棄権)

2014 ATP500 ワシントン ハード QF
Richard Gasquet 61 64

2013 マスターズ1000 パリ ハード R16
Richard Gasquet 63 62

2013 マスターズ1000 カナダ ハード R16
Richard Gasquet 16 63 63

2010 ATP250(当時) ロンドン 芝 R64
Richard Gasquet 63 63

2008 ATP500 東京 ハード R16
Richard Gasquet 6-1 6-2


過去の対戦では、錦織がガスケとバックハンドで打ち合い、先に錦織がミスをしたり、ガスケがバックハンドをストレートに展開して走らされてミス…と言った流れが多くみられました。

ガスケのバックハンドはツアーでもトップクラス
特にそのスピン量はバックハンドでは異常で、本当にコートを広く使うことができます。

バックハンドの打ち合いで主導権を握らせないガスケのプレーは、錦織くんにとっては相当嫌なプレーだったのです。




しかし、今日の錦織くんは一味違いました。
いや、ほんとはもっと書きたいんです。2014以降、マイコルチャンコーチがついて攻めが格段に早くなり、勝てるプレーになってきたのに2014年ワシントンでは足の嚢胞、2015年パリでも怪我で悔しい思いをしたんですとか色々思いはあるんですけど!!


じゃあ何が今日の錦織くんが違ったか?


まずこちら





ファーストサーブが73%入り、入ったうちの84%を得点に結びつけています。

錦織圭のキャリアファーストサーブ確率は60%ぴったりで、ポイント取得率は71%です。

つまり、この試合では普通の錦織より13%強化バージョンアップ版錦織圭だったわけです。

いやもちろん、そんな単純な話じゃないことは重々承知まるですが!
単純にファーストがいつもより10%増しで入ったのは、本当に大きかった。

ちなみに今日のガスケ戦ではセカンドサーブでもいつもの10%増しで得点しています。




しかも、データには出ませんが ここ一番!!!!ってときにしっかり入った印象があります。

ごちゃごちゃ言いましたが、テニスをしてない方にもわかりやすく伝えると強い錦織が、いつもよりもっと強かったというわけです。


にしてもガスケのプレーもめちゃくちゃ面白かった!!
そこで強打?え?むしろそこは打たないの?
なんでそゆなにコート広く使えんの?そのスピンなに??

めちゃくちゃ心踊る選手です。火曜日に生で見られたことに感謝 そしてそんな強い相手を倒して決勝に進む錦織圭を心から尊敬します。


今大会本当に調子がいい錦織くん。
昨日も書きましたが、今日もサインボールを観客席に投げ込むとき、本当に楽しそうにしていました。
以前は、観客席をみずに座ったまま後ろにポーンって打ち込むこともあった。

それほど勝った安心感より、解放感 プレッシャーがかかっていたのだと思います。

フェデラーも言っていました。怪我をしてプレッシャーから解放されたと、大会に出られる喜びを感じられるようになったと。

2人とも辛い出来事から復活するばかりか、何か気づきを得てさらに強くなって戻ってきます。
西岡良仁もそうでした。怪我をしている最中に身体の勉強をしていたという羽生結弦もそうでした。
ちなみに心理の世界ではこれをレジリエンスとか、ハーデイネスって言います。そのお話もいつか書いてみたいです。
がんはって書いたら読んでください(笑)


さて!決勝の相手はメドベージェフ!
ATP500は初決勝!ロシア期待の若手にどう戦うか!?

明日の朝あたりにたぶん、ワクワクしてなんかしら書いちゃいそう。
本当によくここまできてくれました。おかげで僕はこの1週間本当に幸せです。 幸せすぎて、修士論文が全く進んでいません。本当にタフな相手です(笑)


では!


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大好きなテニスで、1番になりたい。
プロフィール

とんでもまる

Author:とんでもまる
とんでもなくテニスが大好きな大学院生のとんでもまるです。
ATP・WTA(ITF)のお話、ラケットのギアのお話、とんでもなく弱い自分のテニスのお話などなど 気ままに更新していきまする。

コメントは100パーセントお返しします。みんなでテニスを楽しみたいのです。

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